CADを勉強したいと思ったら、設計の仕事に転職する。これが一番早く身につく勉強法です。
しかし「いきなりそんなことできない」と思う方は、他の方法を探すのも一つで「独学・通信教育・専門学校」考えられるのはこの3つですよね。
当然ながら、自分の目指す場所・目的にあった勉強法を選ばないと時間もお金も無駄になってしまいます。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたにあった勉強法を選んでいきましょう。
目次
まずは一人で初めてみよう|独学
勉強法で悩んだら、独学でどこまでできるのかやってみるのが一番です。勉強にかかる費用も少額で済み、始めるハードルが低いのが特徴です。
CADの独学のメリット
在宅・外出問わない!自分のペースで勉強できる
家や空き時間に自由に進められます。いつまでに終わらせなばいけない、といった期限も特にないので、本当に自由です。
通勤時間や休み時間にも参考書を読んだりできるので、スキマ時間も有効に使うことができます。
勉強費用を抑えられる
独学が最も安く勉強できます。なぜなら、かかる費用として、参考書・CADソフト(無料でも大丈夫)だからです。かかっても1万円程度で済んでしまいます。
CAD独学のデメリット
自制心が弱い人には向かない
勉強時間も目標も全て自分で決めるので、やらなくなるというケースが多いのが事実です。
他の勉強法に比べお金をかけていない分、「まあいっか」と思う人も多いのではないでしょうか。
質問する相手がいない
何が違うのか・どうすればいいのか。といった質問相手がいないのが最大のデメリットと言えるでしょう。
分からないところが出てきたらネットを調べることしかできないため、解決も自力で行います。
検索結果に答えが出ていないと思ったら、yahoo知恵袋などの質問サイトで質問として投げかけてみてもいいかもしれません。
CADの独学役立つ参考書はこちらの記事で解説しています。
家・空き時間に決められた教材で勉強したい方|通信教育・講座
CADを学びたいけど、時間がない・好きな時間にやりたいという方は通信教育・講座がおすすめ。
自分の時間を優先し、隙間時間にこつこつできる通信教育を選択しましょう!人付き合いもなく煩わしい人間関係もありません!
CADの通信教育・講座のメリット
正確に学習できる
CADの操作が分かるだけでなく、資格取得に向けた体系的なカリキュラムを組んでいるので通信教育はおすすめ。
独学よりも正確に操作を覚えることが可能。なんとなくではなく正確にが重要ですよね。
いつでも・どこでも手軽に勉強できる
通勤通学中のちょっとした時間にスマホで講義を聴けるほか、何度でも繰り返し勉強できます。これが一番のメリットですね。
「あそこなんだっけ~」と度忘れした内容も動画を見直せば復讐できます。
スクールや専門学校よりも安い
直接先生に質問できない分費用は安く済みます。
浮いたお金で参考書やCADのソフトを購入できるので、お得感があります。
CADの通信教育・講座のデメリット
自己管理が甘い人はダメ!
人の目が届いていない分、すべて自己責任で勉強を続けていかなければいけません。
よって、自分に甘い人・気が緩みやすい人にはお勧めできませんね。
疑問をすぐに解決できない
質問の受け答えには、メールや添削図面などのやり取りになり、直接面と向かってのやりとりがありません。
よって、質問が返ってくるまで時間がかかってしまいます。よってその場で質問できるスクールには劣ってしまいます。
CADの通信教育の講座の概要や気になる料金などはこちらの記事で解説してます。
講師から直接指導|専門学校・スクール
「独学で勉強するのはやる気が起きない」「講師から直接教わりたい」と思う方は専門学校がおすすめ。
そんな専門学校・スクールのメリット・デメリットを解説していきます。
CADの専門学校のメリット
見に付くスピードが早い!
教科書を参考書を分かりやすい言葉を選んで解説してくれるので効率良く覚えることができます。一から始めようとするとなにかと躓いて時間がかかってしまいますよね。
分からないところすぐ質問できる先生がいるので安心!解決が速いです!
CADのことなら何でも詳しい先生がいるから安心!自分で調べて解決するのも大事ですがCADの取得には膨大な時間と量がかかるので短縮できるとこは短縮しましょう!
仲間に出会える!
専門学校やスクールには同じ目標をもった同士が集まります。
教えあったり、教わったりなど互いの学習のためになる事間違いなしです。互いの進捗を聞けば、やる気アップやモチベーションアップも!
友達もできるし、なにより学校に行くのが楽しくなります。
資格取得までスケジューリングができる!
独学でやろうとすると資格取得までに必要な期間というのは見積もるのが難しいです。
そこはあえてプロに任せちゃいましょう。
期間を決めてここまでにこれだけは仕上げなければならない。と分かっていれば勉強がしやすくなります。
というよりカリキュラムが体系だてて計画的に行われるので明確です。焦ることなくコツコツ頑張れます。
CADの専門学校のデメリット
受講料が高い
人から直接教わる分、他の勉強法よりも高くつきます。内訳は入学金や教材費、授業料す。期間や回数に応じてまちまちですが、5万〜50万程度と口座によって価格に差が結構あります。
なのでコース選びには慎重に選びましょう。
授業に行くために時間を確保する必要がある
仕事が忙しかったり、不規則な生活をしている人とっては専門学校は厳しいです。学校が開いている時間が決められているので、予定を合わせるだけで一苦労なんてことも。
大抵は日中に授業があったりするので仕事終わりの遅い時間などは通えません。
よって、通えるのは休みの日の土日のみとなってしまうので、カリキュラムが淡々と進みません。
CADの勉強には、「ひたすら作業・分からないところを聞く・効率があがる作業を聞く」このスキームが組めるので、CADのスクールに通うのがおすすめ。
おすすめなCADのスクール・専門学校についてはこちらの記事で詳しく書いております。
就職を目指すなら資格取得勉強が効率良い
効率的に勉強し身につけたいなら、独学・通信教育・専門学校問わず、CADの資格取得に向けて勉強するのがおすすめ。
CADの知識を入れながら資格を取得できますし、就職面接の際にもアピール材料になるので有利です。
参考書・講座にも資格対策ができる教材があります。資格を目指すなら、そういったものを選ぶと勉強しやすいです。
一番身につくのは実際に仕事をすること
CADをいち早く身につけたいと思ったら、今の仕事を辞めて、設計会社またはメーカーの設計職に転職することです。
これが最も早く、お金をかけずに、簡単に身につきます。
その理由は実際の仕事を通して、実践的な操作が身につくからです。仕事で実際に使う、操作が覚えられるので、使わない操作の無駄な勉強をしなくてすみます。費用はかからないばかりか、お金をもらえるので一石二鳥です。
まっすー
まとめ
以上、各勉強法についてまとめてきました。
どれにしようか迷う。そんな方はまずは独学を初めてみてはいかがでしょうか。おすすめは、未経験でも設計職に転職すること。
これが一番力がつきます。会社が独自にマニュアルをつくっていて、先輩が手とり足取り教えてくれますしね!
今回紹介した各勉強法の詳細記事は以下になります。合わせてご覧ください。
CADが学べるスクール比較!アビバ、KEN、Winを検討中の方へ CADのおすすめ通信講座を解説!元設計士が資料請求してみた CADの勉強方法を元プロ設計士が初心者の独学におすすめ本・参考書を解説