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【2024年版】Fusion360におすすめなノートパソコンと推奨スペックを解説

  • ノートパソコンでもfusion360は動かせるの?
  • Fusion360を導入したいけど、快適に動くスペックが知りたい。
  • 数あるパソコンの中でもおすすめのノートパソコンはどれ?

まっすー

今回は「元プラント設計士で会社でCADパソコンの選定業務も担当した管理人」が、Fusion360の必要なスペックの選び方について解説していくとともに、おすすめのノートパソコンも紹介していきます。

ただでさえ高額なパソコンなので、購入の際、失敗しないポイントをお伝えします。

>>先におすすめパソコンを見る

Fusion360ノートパソコンのスペックの選び方

はじめに結論を申し上げると、Fusion360は「現在販売されている3DCADの中でも要求されているスペックは高くない」です。

なぜなら、Fusion360はクラウド上でデータ管理をする3DCAD。直接パソコンでデータを管理しない分、要求スペックを抑えることで多くの人に使ってもらうことを目的にした3DCADだからです。

まずは、公式で発表されている動作環境を見ていきましょう。

【公式】Fusion360動作環境

2023年現在推奨環境

OS Apple® macOS
macOS 13 Ventura – (バージョン 2.0.15289 以降)
macOS 12 Monterey
macOS 11 Big Sur
Microsoft® Windows®
Windows 11
Windows 10 (64 ビット) バージョン 1809 以降
注: 古いアプリケーションまたは OS バージョンを実行しているデバイスでは、Fusion 360 が起動しません
CPU x86 ベースの 64 ビット プロセッサ(Intel Core i、AMD Ryzen シリーズなど)、4 コア、1.7 GHz 以上。32 ビットはサポートされません
Apple シリコン プロセッサは Rosetta 2 を必要とします。詳細についてはこちらの記事を参照してください。
メモリ 4 GB の RAM (内蔵グラフィックス 6 GB 以上を推奨)
グラフィックボード DirectX 11 以上をサポート
VRAM 1 GB 以上の専用 GPU
RAM 6 GB 以上の内蔵グラフィックス
ディスク空き容量 8.5 GB のストレージ
画面解像度 1366 x 768 (表示スケール 100% で 1920 x 1080 以上を推奨)
ポインティングデバイス HID 準拠マウスまたはトラックパッド、オプションで Wacom® タブレットおよび 3Dconnexion SpaceMouse® をサポート
インターネット ダウンロード速度 2.5 Mbps 以上、アップロード速度 500 Kbps 以上
依存関係 クラッシュ レポートを送信するには、SSL 3.0、TLS 1.2+、.NET Framework 4.5 以降が必要です

しかし、モデリングする際、ポリゴン数が多くなることが全然あるため、ある程度の余裕をもった構成が必要です。CAEの熱応力解析や曲げを解析するとなる処理を求めるオペレートをするなら尚更。

公式も以下のように、推奨動作環境に加え「複雑なモデリングと処理向けに推奨される仕様」として追加で要求スペックを発表しています。

CPU 3 GHz 以上、6 コア以上
メモリ 8 GB 以上の RAM
グラフィックボード VRAM 4 GB 以上の専用 GPU、DirectX 11 (Direct3D 11 以上)

これを見ると、CPUは6コア以上、8GB以上のメモリはマスト。それなりのスペック基準があることが分かります。グラフィックボードもGPUメモリで4GB以上となり、製品で例えるとGeforce 1650以上の「それなり」ものが求められるということ。

まっすー

これらのパーツを揃えると、パソコン単体の値段で最低でも10万円程度ものが必要です。

Fusion360で求められるグラフィックボードは、CADやCGソフトで使われる産業用の「Quadro」が求められていないのも特徴のひとつ。これにより、Quadroよりも安価なGeforceを選ぶことが可能です。

パソコン仕事は動作の快適性に最もごだわるべき。作業の途中でパソコンがフリーズして業務が進められなくなる前に、あらかじめ余裕のある構成を準備しておきましょう。

fusion360の推奨動作環境

パソコンパーツの中でも、特に以下のパーツ選びが重要です。

  • グラフィックボード
  • CPU
  • メモリ
  • ストレージ

欲しいパソコンが以下のポイントを抑えられているか一つづつ確認していきましょう。

グラフィックボード

グラフィックボードは、Fusion360用ノートパソコンを選ぶ上で一番重要なパーツです。

なぜなら、fusion360は3DCAD。ポリゴン数が多いと、表示するだけで時間がかかってしまう他、最悪の場合は処理落ちして「強制終了」してしまうことがあるからです。

まっすー

僕も今まで何度もフリーズ後、強制終了したことがあります。

fusion360は自動保存の機能はありますが、タイミング悪く保存されていないタイミングで処理落ちするケースもあるため、「自動保存」も万全ではないんです。

よって、少しでも性能の良いグラフィックボードを選んで上げましょう。

公式でも公言している通り、GPUメモリが4GB以上のものを選びます。おすすめはRTX4050。RTXシリーズの中でも手が出しやすい価格帯にもかかわらず、性能は申し分なし。

CPU

CPUは、パソコンの処理性能を決める重要なパーツ。「動きが遅いな」と感じたくないのであれば、余裕のある性能を選ぶべきです。

コア数、クロック周波数の観点から、最低でも「Core i5」以上のものを選びたいですね。

現在だと、Core i7の第12・13世代が登場しました。より「安心して」作業できる環境を構築したい、という人はこういったCPUを選びましょう。

まっすー

グラフィックボードを基準に選んでいくと、自ずとCPUはそれに合わせた性能のものが搭載されています。

メモリ

メモリは16GB積んでおけば間違いはありません。

ギリギリの8GBを選んでしまうと、データサイズによっては動作の低下を起こしてしまうことがあります。よって、安易に安く済ませようと8GBを選ぶことはおすすめできないんです。

メモリはグラフィックボードやCPUと比べて、比較的安価でアップグレードができるのもメリット。余裕のある方は32GBも視野に入れて組んでみましょう。

ストレージ

ストレージに関しては、1TBもあれば余裕があります。

一点注意なのが、fusion360で扱うデータというのが3DCADデータであるという点です。データはクラウド上に保存することができますが、時と場合により自分のパソコンなどのローカル環境に落とすこともあるでしょう。

3Dデータは思った以上にデータ量が大きいので、油断しているとすぐにストレージが圧迫されてしまいます。

1TBもあれば、不要なデータを後々削除できるくらい余白があるので、参考に選んでみてください。

ストレージを増やせば増やすほど、ノートパソコン自体の重量が重くなる点は気をつけてくださいね。

重量・画面の大きさ

重量は画面の大きさに依存するので画面が小さければ「軽量で持ち運びやすいノートパソコン」ということになります。

以下が一般的な画面の大きさ別のパソコンの重量です。

画面の大きさ 平均重量
14インチ 約1.5kg
15.6インチ 約2.2kg
16インチ 約2.4kg
17.3インチ 約2.8kg

CAD用ノートパソコンで広く出回っているのは15.6インチ。高性能モデルとなるとパーツ自体の大きさも大きくるため、16や17.3インチのPCが多くなります。

まっすー

移動中や出先で仕事ができる条件というので重さを重要視する方は、14あるいは15.6インチを選ぶといいですね。

Fusion360におすすめノートパソコン

ここからは、これまで説明してきたスペックを元に、おすすめパソコンをニーズ別に紹介していきます。

  • 価格が安い構成
  • ストレスフリーな余裕のある構成
  • 将来を見越した構成

「価格を抑えた構成」から、「ストレスフリーな余裕のある構成」「将来を見越した構成」など求める作業環境に合わせてお選びください。

価格が安い構成

価格を抑えるならこちらの構成がおすすめです。RTX4050で

ツクモ MSI Thin-GF63-12VE-069JP

画面 15.6型
CPU Core i7-12500H
メモリ 16GB
GPU GeForce RTX4050
価格 152,799円(税込)〜

メモリも最大64GBまで増設可能な実は高スペックなPCです。

マウス G-Tune P6-I7G50BK-A

画面 16型
CPU Core i7-12650H
メモリ 16GB
GPU GeForce RTX4050
価格 189,800円(税込)〜

165Hz対応モニター。16インチの大画面で操作しやすいです。

快適な構成

大規模な3Dデータをスムーズに表示したい人はこちらの構成がおすすめ。

ポイントとしては、GPUメモリに8GBを搭載した「GeForce RTX 4060」がおすすめ。

ASUS FA507NV-R7R4060

画面 15.6型
CPU Ryzen 7 7735HS
メモリ 16GB
GPU GeForce RTX4060
価格 174,711円(税込)〜

DDR5メモリで高速に作業が動きます。

マウス P6-I7G60BK-A

画面 16型
CPU Core i7-13700H
メモリ 32GB
GPU GeForce RTX4060
価格 229,900円(税込)〜

32GBメモリのマウスのゲーミングノート。

レノボ  IdeaPad Gaming 370i

画面 16型
CPU Ryzen 7 7840HS
メモリ 16GB
GPU GeForce RTX4060
価格 199,584円(税込)〜

2つの大きなファン搭載で冷却性能抜群。音も静かに駆動します。

 

余裕のある構成

将来ずっと使い続けられる構成をはじめから選んでおきたいという方はこちらがおすすめ。それにはGPUメモリを8GB搭載した「GeForce RTX 4070」が必要です。

パソコンの素早い起動、サクサク動作を求めて最初からこういった構成を選んでしまう人も多いです。

AORUS 15X ASF-D3JP754JH

画面 15.6型
CPU Core i9-13980H
メモリ 16GB
GPU GeForce RTX4070
価格 341,000円(税込)〜

1%ポイント付与でお得。165Hz対応モニター搭載で、1TBSSDで容量もしっかり確保されています。

レノボ Legion Slim 7i Gen 

画面 16型
CPU Core i9-13900H
メモリ 32GB
GPU GeForce RTX4070
価格 292,869円(税込)〜

19.9mmの薄さで16インチながらも持ち運びもしやすいといった特徴があります。

Fusion360に最適なノートパソコンメーカー

これまで紹介してきたノートパソコンを販売している以下のメーカーを紹介します。

  • レノボ
  • マウスコンピューター
  • ツクモ

同時に「各メーカーのパソコンを安く買う方法」も合わせて別記事にて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

レノボ

  • fusion360パソコンが13万円台(税込)で手に入る
  • セールの割引額が大きい
  • 一部のパソコンは国内生産
  • 納期がかかります。
fusion360パソコンの価格 13万円(税込)〜
ポイント なし
お届け日 2〜3週間程度で出荷
送料 送料無料
下取りサービス なし

レノボのパソコンは、元値からの割引率も高く、お得感があるのがポイントです。ポイント制度と下取りサービスは、無いので、割引率でどういった点をまかなっているのでしょう。

送料無料なので、余計な出費がかからないのは嬉しいですね。しかし、納期が長く、注文から2〜3週間と辛抱が必要です。

マウスコンピューター


  • Fusion360パソコンが13万円台(税込)で手に入る
  • Gtuneはプロゲーマーに使われる一台
  • デスクトップ・ノートの種類が豊富
  • Officeソフトが同時購入で特別価格で購入できる
Fusion360パソコン価格 13万円(税込)〜
ポイント なし
お届け日 15時までの注文で3・4営業日で出荷
送料 3,240円(税込)
下取りサービス 1,000円(税抜)割引

マウスコンピューターは、安くて高品質なパソコンが手に入るBTOメーカーです。乃木坂46のCMが有名ですよね。

マウスには様々なシリーズのパソコンがありますが、中でもプロも愛用するGtuneシリーズは、プロゲーマーにも愛される一台です。

コスパの良い商品から現最高スペックまで、ニーズに合わせてお好みにカスタマイズすることができます。幅広い種類から、お気に入りの一台を見つけたい方はマウスのパソコンを御覧ください。

ツクモ

  • スペックのラインナップが豊富
  • カスタマイズの種類が豊富
  • ポイントが付いて更にお得
ポイント あり
お届け日 注文から3~5営業日
送料 2,000円(税抜)
下取りサービス 1,000円割引

ツクモは、カスタマイズの種類が豊富なBTOメーカーです。

最高スペックから選ぶことも可能です。よって、ビギナーの方から大手企業・一流クリエイターの方まで幅広い方を対象にしています。

ポイントも付くので周辺機器も合わせて購入しやすいです。

ツクモでBTOパソコン「eX.-computer」を安く買う8つの方法

fuison360のPCに関するよくある質問

fusion360にryzenのCPUとの相性は実際どうなのか?

fusion360においては、ryzenをお使いになられても問題ありません。

fusion360はintelに最適化されたアプリ、というわけでもないのでCPU選びに差異はありませんが、intel製CPUの方が馴染みもありますし、市場にも多く出回っていることから、本サイトでもintel製CPUを選定しております。

まっすー

過去にryzenCPUと古いアプリやゲームでの動作不良が問題視されていましたが、現在では改善されております。

若干ryzenのCPUが安いですが、値段が倍以上違うというわけではないのでintelで問題ないですよ。

fusion360におすすめのグラフィックボードはどれか?Quadroは必要なし?

推奨スペックの項目でも触れましたが、fusionはほとんどの機能をOpenGLというgeforceで作業に適したAPIで作成されているため、geforceを選ぶということでOKです。

しかし、他のCADにおいては、OpexGLよりもDirectXを多く利用するので、DirectXにファームウェアやドライバが最適化されている、QuadroやNVIDIAシリーズ(quadroの新規格)を選ぶことパフォーマンスが最大化します。

Gefoceだと機能が無効になるCADもあるので、安定性を求めるのならQuadroやNVIDIAシリーズ(quadroの新規格)を選ぶことを推奨します。

fusion360は低スペックなパソコンでも動作可能か?

推奨スペックの項目でも触れましたが、fusion360公式が提言するような最低スペックを満たさないと、ソフトを起動することもできないことがあります。

場合によっては起動はできても、途中でフリーズしたり、強制終了したりとソフトが全く使えない状況になることも。

作業規模にもよりますが、余裕を持った構成を選ぶことをおすすめします。

まっすー

高い買い物となるため、動かず使えなかった、、となってしまっては勿体ないです。

fusion360はタブレットでも動作可能か

fusion360は、アンドロイド、ios版のアプリもあります。

よってタブレットでも操作可能です。

以下にアプリ版の機能を載せておきます。

  • SLDPRT、SAT、IGES、STEP、STL、OBJ、DWG、F3D、SMT、DFX など、100 以上のデータ形式をアップロードおよび表示
  • プロジェクトの編集履歴および更新を表示および追跡
  • 大小の 3D デザインおよびアセンブリをレビュー
  • デザインのプロパティおよび完全なパーツ リストにアクセス
  • 見やすくするためにモデルのコンポーネントを選択表示および非表示
  • ズーム、画面移動、回転を使用してタッチでナビゲート

まとめ

今回は、Fusion360を使う際に抑えておきたいノートパソコンのスペックを中心に解説してきました。

本文中でも触れましたが、ノートパソコンはデスクトップと違い、一度購入したら後からパーツ交換が難しい製品です。厳密に言うと、ストレージやメモリ交換はできるものもありますが、グラフィックボードは不可能となっています。

よって、慎重に選ぶ必要があるという訳です。ぜひ今回の記事を参考に、ベストな一台を見つけてみてくださいね。
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