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3DCAD導入効果はメリットだらけ!失敗しない為の3つの注意点とは

3DCADを導入を考えている方は、費用削減・業務効率を上げるなら必ずやるべきです。

  • 「導入することのメリットが分からない」
  • 「導入したいけどの3DCADがいいか分からない」
  • 「初年度にあまり費用をかけられない」

このような方に向けて今回の記事では、3DCADを導入することのメリット・導入の際の注意点この点について解説していきます。

3DCAD導入することで得られる効果・メリット

3DCADを導入することで以下のようなメリットがあります。導入を考えている方はこのようなメリットを享受したいと思いませんか?

  • 説明の際に図面を焼く必要がない!ペーパーレスへ
  • 3Dによる自動計算で時間短縮・効率的に設計
  • データ管理を一元化することで修正・変更も容易に

作りてによって変わらない3Dデータで分かりやすい

「書いた本人しか理解できない」図面を見ていてこんな事を思ったことはあるのではないでしょうか。

図面は人によっって書き方・表現の仕方が異なり、同じものを作ろうと複数人が同じ図面を書こうとしても、全く同じの図面は出来上がりません。

そのため、人によって「見やすい・見にくい」図面ができてしまい、過去に遡って確認すると「本人に聞かないと分からない」状態がよくあります。

3Dデータの場合、基本的に誰が作っても同じものが出来上がります。つくる順番は違うと思いますが、見た目上同じ物ができるので、判断・確認が容易にできます。

説明の際に図面を焼く必要がない!ペーパーレスへ

お客さん・社内関係者との説明の際、わざわざ分かりにくい図面を出力して、説明の際に使用していませんか?

3DCADだと、図面では説明しにくい箇所も立体となっているので、説明が容易です。

ipadなどのタブレットで説明すれば、持っていく図面の枚数も減り、機器・装置全体のイメージがしやすいです。

3Dによる自動計算で設計時間短縮・効率的に設計

3DCADはモデリングと同時に解析もできるので、設計検証を簡単に行うことができます。

あってはならないのが、制作側に図面提出後に判明する設計ミスです。

図面だけだと、物体との干渉・穴の位置の不一致・アセンブリ不可などが分からず、作ってしまってから・作っている最中に気づきやすいです。

3DCADでモデリング・アセンブリを行い「製品の最終形態」を見ることでそういった、事後になってから判明するミスをへらすことができます。

データ管理を一元化することで修正・変更も容易に

3DCADはデータの共有が容易で、設計以外の人でも簡単にデータを扱えるのが特徴です。

データ管理を徹底し、工数削減に繋がるPDMシステムを利用している企業も多いです。

AUTODESKのVaultがその一例なのですが、設計から開発・営業などあらゆる部門の方が、随時設計に対して指摘することで、手戻り設計直しの必要を減らせるというもの。

その際に役に立つのが3Dデータです。見やすさに関しては随一なので、具体的な指摘ができるので、反映もしやすいんです。

パフォーマンスの工場サブスクリプションでソフトを新バージョンに!

サブスクリプションのおかげで常に最新のソフトにアップグレードできるので、効率の良い・質の良い状態がキープできます。

今やサブスクリプションでのCADソフトを販売するソフトメーカーも増えてきました。

新しくCADを導入する際も、「いきなり高額な料金を払って、結局使えなかった」とならないように製品版を、数ヶ月・一年と試せることによって「導入ミス」を防ぐことができます。

3DCADを導入の際に注意すべきポイント【失敗しないために】

3DCADは良いのはわかったけど、一体どのCADを選んだらいいのか。次に出てくる問題はこの点ですよね。

CADを選ぶ際には以下のポイントを押さえつつ、失敗しないソフト選びをしていきましょう。

  • 他社とのデータのやりとりができる
  • 導入コストが低い
  • 複数のソフトがセットになっている

他社とのデータのやりとりが簡単にできる

3DCADを導入しても、他社とのデータのやりとりが煩わしく相手企業に迷惑がかかったり、相手に合わせt変換が面倒な場合があります。

このようにならないためにも、「互換性のあるデータが作れるのか」という点は重要です。

製造業のCADシェアの7割を占めているAUTODESKのAutoCADの場合、2DCADの図面で使われる、互換性のある「dwg」データが作れるので他社との共有の際も安心です。

他の3DCADソフト・データの場合、以下のようにCADソフトによって拡張史が異なるので、「相手はどの拡張子であるのか」といった点を考える必要があります。

導入コストが低い

費用面は導入の際、最大のネックポイントです。

3DCADは高額なソフトも多いなため、導入を断念している企業も多いです。

先ほども触れましたが、初年度の導入には「サブスクリプション」で試せる製品を選ぶことがおすすめです。

一括でソフトを購入することで、「難しすぎて使いこなせない」といった問題が起こる事を防げます。

通常使用であればミドルレンジでCADで十分

なにも高額なソフトを導入しないと3DCADとして使えない訳ではありません。

ハイエンドと呼ばれるソフトは(CATIA・NX・Creoなど)、高機能であることは勿論、操作が複雑で今までのCAD通りに扱いにくい、というデメリットもあります。

更にそういったソフトは、一つのライセンスを購入するだけで数百万とかかってしまいます。

お手頃なソフトはAUTODESKの「Inventor」

通常使用(高度な見た目のビュジュアライズはしない)であれば、値段を押さえたCADを使いましょう。

中でもAUTODESKINVENTORは、機能性は勿論のこと、扱いやすく複雑な操作は一切ありません。

以下で紹介するセットライセンスもあるので、2DCADも入ったセットを購入することで、2つのソフトを合わせて購入するより、20万円以上安く導入できます。

複数のソフトがセットになっている

ソフトを選ぶ際は、単品で購入するのではなく、複数のセットがまとまったパッケージとなっているタイプを選びましょう。

その方が、お得に導入でき、2D・3D・BIM・解析・データ共有などが一つのパッケージとなっているので、お得に・便利な使い方ができます。

AUTODESKのソフトは「機械・建築」分野のセットライセンスが販売されています。データのやり取りも容易なので管理もしやすいです。

3DCADソフト導入の壁となるのが資金面

CADを導入したいけど、予算が下りないかも。。。こんな方は「IT導入補助金」を利用してみてはいかがですか?

2019年は補助金の上限額が50万円から450万円に上がりました。

確実に導入しやすくなるので、興味のある方はIT導入導入補助金のHPを確認してみてください。

まとめ

以上、3DCADを導入することのメリット・注意点について解説してきました。

使いやすさと、お手頃。この2点を兼ね備えた、お得な3Dソフトを選びたいですね。

IT導入補助金も今年は増額で、CADソフト導入には追い風となってくれるので、気になった方はぜひチェックしてみましょう。