surface laptopは、アルカンターラをキーボード材質に採用した高級感あるPCでした。しかし、laptop3では、メタル調のさらっとした素材のパームレストからも選べるように!
「アルカンターラは良いけど汚れが、、」と思っていた方にも選びやすくなりました。
今回はそんなsurface laptop3のレビューをしていきます。
目次
surface laptop3スペック
外観
外観のデザインは、13.5インチと15インチで異なります。
13.5インチ
- サンドストーン(メタルキーボード)
- ブラック(メタルキーボード)
- コバルトブルー(アルカンターラ)
- プラチナ(アルカンターラ)
サンドストーン
今作から従来まで定番だったアルカンターラ以外のデザインからも選ぶことができます。
今回だと、サンドストーンとブラックがMacのようなメタルキーボード。汚れがつきにくくさらっとしているので、長時間仕様でもべたつきません。
ブラック
コバルトブルー
プラチナ
15インチ
- ブラック(メタルキーボード)
- プラチナ(メタルキーボード)
15インチは、ブラックとプラチナの2色。どちらもメタルキーボードを採用です。
PCのヒンジは最大で130度ほどまで開きます。
PC右側面には充電ポート。
左側面には、USBタイプA端子、USBタイプC端子、イヤホンジャック端子があります。
共通スペック
まずは、全機種共通のスペック仕様から。surface laptop3は、13.5インチと15インチの2種類の大きさがあります。
どちらも以下の構成は共通となっています。
本体サイズ | 13.5インチ:308 mm x 223 mm x 14.5 mm 15インチ:339.5 mm x 244 mm x 14.69 mm |
---|---|
ディスプレイ | 13.5インチ 解像度: 2256 x 1504 (201 PPI) 縦横比: 3:2 タッチペン対応15インチ 解像度: 2496 x 1664 (201 PPI) 縦横比: 3:2 タッチペン対応 |
グラフィック | 13.5インチ Intel ® Iris™ Plus グラフィックス |
OS | Windows 10 Home |
Office | Office Home & Business 2019 |
セキュリティ | Windows Helloによる顔認証が可能 |
ワイヤレス | 13.5インチ Wi-Fi 6: 802.11ax 互換 15インチ Wi-Fi 5: 802.11ac 互換 |
外部端子 | USB-C® x 1 USB-A x 1 3.5 mm ヘッドフォン ジャック Surface Connect ポート x 1 |
センサー | 光センサー |
ACアダプタ | 65W |
バッテリー駆動時間 | 通常のデバイス使用時間は最大 11.5 時間 |
全製品との大きな違いは、mini Displayポートが廃止となったこと。
これに変わり新たにUSBタイプCにより外部モニターへの出力が可能となりました。タイプCは、モニター出力や外部通信に加えて、端末の充電もできるのでさらに利便性が高まりました。
Wifi環境は13.5インチと15インチとで異なります。13.5インチの方が新規格であるWifi6に対応。
これにより、従来の通信速度から約3倍近い速度が出せるようになりました。
選択可能なスペック
CPU | 13.5インチ 第10世代 Core i5-1035G7 4コア8スレッド 第10世代 Core i7-1065G7 4コア8スレッド 15インチ AMD Ryzen 5 3580U AMD Ryzen 7 3780U |
---|---|
メモリ | 13.5インチ 8GB,16GB 15インチ 8GB,16GB,32GB |
ストレージ | i13.5インチ 128GB,256GB,512GB 15インチ 256GB,512GB,1TB |
キーボード面 | 13.5インチ メタル,アルカンターラ 15インチ メタル |
本体重量 | 13.5インチ マットブラック、サンドストーン:1.288g プラチナ、コバルトブルー:1.265g 15インチ プラチナ、マットブラック:1.542g |
カラー | メタル:マットブラック、サンドストーン アルカンターラ:プラチナ、コバルトブルー |
価格 | 13.5インチ 139,480円〜 15インチ 172,480円〜 |
surface laptop3は最新の第10世代CPUを搭載。今までも最新のCPUが出るたびにバージョンアップしてきました。
先程も触れましたが、surface laptop3ではメタルパームレストを搭載したモデルが発売。アルカンターラに比べ、重量が多少増えてしまいましたが使い心地や清潔感がアップしました。
13.5インチと15インチの違い
surface laptop3は、13.5インチと15インチの2種類の大きさがあります。画面の大きさの違い以外にも、性能が異なるので抑えておきましょう。
大きさで選ばずに、スペックを見てあげると必要なPCが見えてきますよ。
これまでのスペックをまとめると以下になります。
13.5インチ | 15インチ | |
---|---|---|
CPU | 第10世代 Core i5-1035G7 4コア8スレッド 第10世代 Core i7-1065G7 4コア8スレッド |
AMD Ryzen 5 3580U AMD Ryzen 7 3780U |
メモリ | 8GB,16GB | 8GB,16GB,32GB |
ストレージ | 128GB,256GB,512GB | 256GB,512GB,1TB |
解像度 | 2256 x 1504 (201 PPI) | 2496 x 1664 (201 PPI) |
本体重量 | メタル 1,288g アルカンターラ 1,265g |
メタル 1,542g |
カラー | メタル サンドストーン、マットブラック アルカンターラ プラチナ、コバルトブルー |
メタル プラチナ、マットブラック |
価格 | 139,480〜308,880円 | 172,480〜336,380円 |
【公式サイト】Surface laptop3(Microsoft)
surface laptop3の良い点
アルカンターラ以外からも選べる
surface laptop3は、従来のアルカンターラ以外からも選べるのが大きいポイント。
これにより、汚れが気にならないメタル仕様のPCを選べるようになりました。
外観のデザインの選択肢が増えたことにより、バリエーションの幅も広がりますね。どちらのキーボードも見た目はかっこいいの一言。
ただし、15インチにはアルカンターラモデルはありません。
タッチパットが大きい
surface laptop3は、surface pro7よりもタッチパットが大きいです。
タッチパットが大きいと操作がしやすく快適。今やMACの操作感のように、Windowsもタッチパットを使った操作が多く採用されるようになりました。
- 指一本スワイプ:カーソル移動
- 指二本スワイプ:画面スクロール
- 指三本スワイプ:アプリの切り替え
このように、タッチパッドのスワイプだけで操作が当たり前になってきているのが今流です。
USBタイプCで充電可能
surface laptop3は、新たにUSBタイプCが搭載されました。
従来機種であるsurface laptop2では、Miniディスプレイポートが搭載されていた箇所からの変更です。USBタイプCは、デバイス通信以外にも充電コネクターとして使用できるので、大変便利。
USBタイプCは外部出力も可能なコネクタ。ディスプレイ側のタイプC入力端子にケーブルを繋げば、簡単にモニター出力することもできます。
【公式サイト】Surface laptop3(Microsoft)
surface laptop3の悪い点
オフィスが標準搭載
surface laptop3には、Office Home & Business 2019が標準搭載されていて、スペックの選択から外すことができません。
これにより価格が必然的に上がってしまい、不要な人にとっては無駄なコストとなってしまいます。
選択の多様性が当たり前になってきている時代になってきているので、こういったケースも解消されて欲しいですよね。
側面のUSB端子が挿入しづらい
surface laptop3は、側面が平行に四角形になっていないため、横からUSB端子にケーブル差しにくい構造になっています。
surface用の充電コネクタはマグネット式になっているため、近づけると吸い付くように差し込めますが、USBはそうはいきません。
USBタイプA端子は、端子自体が大きいため挿入のしづらさがデメリットとなってしまいます。
Surface Penが使いづらい
surface laptop3のディスプレイは、10点マルチタッチに対応しています。
しかし、画面が開けるとはいえ130度ほどまでしかひらけないノートPCでの出番は少なそうです。
surface penは、最大で4096段階まで筆圧が検知できる優秀なデバイス。傾斜がそこまでできないノートPCでは、効果は発揮できないので使用したい方は、surface pro 7no
の方が向いています。
まとめ
今回は、surface laptop3をレビューしてきました。
アルカンターラとメタルキーボードから選べる今作。選択肢が増えたことで、自分好みのノートPCを手に入れることが可能となりました。
最大約11時間持つバッテリーで外で持ち歩いてみてもいいですね。