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ナイトカストーディアルってきつい?TVで放送された仕事の裏側を解説

東京ディズニーリゾートのナイトカストーディアルは深夜に作業するキャストの仕事のことです。

昨日、テレビにて東京ディズニーリゾートのナイトカストーディアルについて、テレビで初めて仕事の裏側が特集され話題になりました。

今回はそんなナイトカストーディアルの仕事の裏側を、テレビの内容とともに解説していきたいと思います。

ナイトカストーディアルの基本情報

東京ディズニーリゾートで、働いているナイトカストーディアルの人数は、およそ1,000人とのこと。

昼夜合わせてそれだけの人数で、様々な仕事をされています。

「東京ディズニーリゾートで働く」となると応募倍率も多く、「なかなか採用してくれないのでは?」と思われますがそれは、「オリエンタルランド」の話。

ナイトカストーディアルの仕事は、別会社に委託していることもあり、採用ハードルは引くめ。気になった方は本記事を参考に応募してみてはいかがでしょうか。


ナイトカストーディアルの仕事内容

今回テレビで放映された、ナイトカストーディアルの仕事の裏側は以下になります。

  • スプラッシュマウンテンのメンテナンス・保守管理
  • スプラッシュマウンテンの清掃
  • ビックサンダーマウンテンのメンテナンス・保守管理
  • パーク内のホージング(イッツ・ア・スモールワールドの前)
  • キャッスルカルーセルの清掃
  • パーク内手すり・縁石・柵の清掃

ここからは、上記の仕事についてどのような仕事内容で、働いている人はどんな事を意識しているのか、一つづつ順に解説していきますね。

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スプラッシュマウンテンのメンテナンス・保守管理


スプラッシュ・マウンテンでは夜11時になると、コースの水を全て抜きます。そしてコースの保守管理の仕事が始まるのです。

スプラッシュ・マウンテンで紹介された仕事内容は以下の4点です。

  • コースのコンベアーの打鍵確認
  • 車輪のチェック
  • 安全バーの機構確認
  • ボートの清掃

コースのコンベアーの打鍵確認


水が抜かれたコースの上を歩き、ボートを運ぶコンベアーを動かします。

コンベアーの脇を歩き、コンベアーを回すベアリング(軸受)にハンマーで叩いて、音と振動を確認していきます。

レールを取り付けるボルトが緩んでいないか、ボルトに付けられた緑の線を頼りに確認作業をします。

まっすー

特に洞窟内はとても暑く、夏はしんどいそうです。

車輪のチェック


次はスプラッシュ・マウンテンのボートを格納している、コンテナの中へと入っていきます。現在スプラッシュ・マウンテンのボートは全部で56台格納されています。
ここでは、スプラッシュ・マウンテンの下部に入り、車輪を見ていきます。

スプラッシュ・マウンテンは水の流れる水路に沿って進んで行きますが、途中レールを走行する箇所もあるので、その連結の際、ゲストが乗り心地が悪くならないように点検しています。

安全バーの機構確認


安全バーの点検も毎日行っています。
ここではロックの機構の音を確認します。

ツメのかかりが9段階あるので、実際に動かしてみて9段階しっかりロックがかかるかチェックしています。

ボートの清掃


ビッグサンダーマウンテンの手すり、ラップバー、座面、背もたれ、乗り込み口は一つ一つ水拭きします。

その数56台全て行い、ピカピカに仕上げています。特に、手の触れる部分、グッと掴まる場所は念入りに磨いていきます。

まっすー

働いている人は、「ちょっと疲れます」とコメントしていますが、数とゲストに喜んで貰うという意識がけをすると誰でも疲れます。
このような環境を提供してもらえるということに感謝ですよね。



ビックサンダーマウンテンのメンテナンス・保守管理


ビッグサンダーマウンテンでは、コースの格納庫にて作業を行います。

ここでは、コースターの車輪の点検を行います。表面の損傷、消耗具合、摩耗具合をみる、あとはベアリングの回転状態といった項目を手作業で進めていきます。

もちろん毎日すべての車輪を点検しています。
実はビッグサンダーマウンテンでは、ビックサンダーマウンテンはアクセルやブレーキがなく、上から下へ落ちる惰性で走っています。

そして、外の天候によって車輪を使い分けています。雨が降ると滑って早くなってしまうので、軟かいタイヤをつけて遅くするといった工夫をしています。
二種類のタイヤを使い分けている。軟or硬。硬いほうが早い、軟かい方が遅いのです。

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パークのホージング

パークでは、道を毎日水洗いしています。
シンデレラ城前

トゥモローランド

ウエスタンランド

など道の水洗いは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー合わせて50人体制で行っています。

イッツ・ア・スモールワールド前の道の清掃


イッツ・ア・スモールワールド前の広い道もホースで水洗いしています。

ただ流すとゴミが飛び散ってしまうので、傾斜と水の流れをうまく利用していかにゴミを残さずに流していけるかを考えているそう。

この手法は、効率的かつ効果的な手法で、ディズニーランド開園から35年間継続しているとのこと。

まっすー

床でショーやパレードをみて服に汚れが付いていると残念な気持ちになりますよね。

キャッスルカルーセルの清掃


キャッスルカルーセルでは毎日72体もの馬を全て清掃しています。

このような靴底が擦れた際にできる、汚れも丁寧に磨いて落とします。

人の手が届かない上の方の真鍮も、外から輝いて見せる為に、綺麗に磨いています。

これもディズニーの世界観を壊さないよう、徹底した取り組みなんだそう。

パーク内手すり・縁石・柵の清掃

明け方になっても清掃は続きます。

日が昇り、明るくなってからにしか気づけない、汚れやホコリを取り除いていきます。

手すり・柵・縁石といった場所はゲストが触れる可能性があるので、しっかりと磨いて行くそうです。

道に落ちてしまったガムも、綺麗に取り除きます。
こういった汚れは明るくなってからにしか気づけないので、朝方に行なわれるのですね。

まとめ

今回は、ディズニーリゾートで活躍するナイトカストーディアルの仕事内容について解説してきました。カメラが入るのは今回が初だそうで、普段中々見ることができない、ディズニーの裏側を見ることができました。

映像を見ていると「こんな場所にここまで丁寧に見ているの?」と驚く事が多かったです。

見られていない方は、youtubeで動画が掲載されている今のうちにまずは見てみることをおすすめします!